一時はちょっと廃れた感のあった浴衣ですが、近年量販店などでも取り扱うようになり、若い人も気軽に着るようになりました。
実際、正月などにはめっきり着物姿見かけなくなりましたが、花火大会に行くと浴衣姿の若い男女が多いのに驚かされます。
普段着の浴衣ですが、かなりおしゃれなデザインのものもあり、年ごとに新しいものを購入している人も少なくないでしょう。
と、気がついてみたらタンスの中に浴衣が、結構な数しまわれていませんか。
もしもう着ないなら、買い取ってもらって次の浴衣の購入資金を作る、というのも悪くないですね。
浴衣は湯帷子
元は浴衣、湯上がりに着るものでした。
湯上がりに着て、そのまま夕涼みと洒落込んだりするのに、大変気持もよく便利に着られていたのです。
吸湿性もあり涼しいので、夜着としても利用されましたね。
入院中などこの浴衣、前開きなので治療の邪魔にもならず、以前は病院といえば浴衣姿に占領されていたものです。
近年になって、若い人におしゃれ着としての浴衣が広まって、今度は夏場の花火大会などに浴衣が多く見られるようになりました。
完全な普段着から、ちょっとしたおしゃれ着になった感じですね。
一応普段着のはずの浴衣でも買取してもらえるの
着物の買取自体は、まずその着物の格である程度値段が決まってしまいます。
ただ有名作家の銘のある着物の場合、また値段の違いが出てきたりします。
浴衣というのは何よりも、生地自体は綿です。
絹に比べれば、それだけで格が違うのですね。
とは言っても、売れないというわけではありません。
勿論、寝間着として着倒したとか、あちこちに着て出て汚れ放題などという浴衣は、売れません。
でも浴衣の需要があるということは、買取もされるということなのです。
浴衣の買取以外に売る方法はある
浴衣を売りたい場合、売る方法や場所は1つではありません。
買取業者以外の売る方法を見てみましょう。
リサイクルショップへ持ち込み
最も面倒のない方法ですし、見てみればリサイクルショップの店頭に浴衣が売られていたりもします。
売っているということは、買取も出来るしそれなりの値段が付きそう、と思ってしまいますね。
実際買取をしているリサイクルショップはありますが、季節モノなので夏だけというところもあります。
まとめてとりあえず片付ける、と言う場合はいいのですが、きちんとした査定後に、それなりの値段で売りたい時にはあまりおすすめできません。
ネットオークションで売る
ネットのオークションにも、結構浴衣が多く出品されています。
なのでこれを利用するという手も、勿論ありますね。
ただオークションですので、希望の値段で売ることが出来ないという場合も、勿論あるのです。
また売買後のトラブルも、特に着るものですので、サイズの問題とかが出てくることもあります。
オークションに慣れている人以外には、あまりおすすめできませんね。
浴衣の買取はやはり着物買取専門店で
浴衣と言うと普段着と言う答えが返るのは当然ですが、普段着でも高く売れることもあります。
有名デザイナーのデザインの浴衣や、有名作家の銘のある浴衣などがそれです。
これらには証紙がついていることもありますので、買取の際にはしっかり添付しておきたいですね。
そしてそういった価値がわかるのはやはり、着物買取専門店です。
プロの査定士が査定してくれますので、作家物も安心して任せられます。
近頃では浴衣専門の買取店も
とは言っても、普通の場合訪問着や留め袖、振り袖などフォーマルな着物をメインに扱っているのが着物買取専門店です。
いくら浴衣買取できますとあっても、やはり敷居が高いと感じる人は、かなり多いですよね。
しかし昨今の浴衣ブームは、浴衣人口を増やしてくれました。
浴衣の、世間に出回っている量もそれに従って増えたのです。
結果、浴衣専門の買取店も見られるようになりました。
これは浴衣の買取を希望する人には、非常にありがたいことですね。
浴衣専門なので、浴衣の流行やブランドもしっかり抑えた上で査定をしてくれます。
特に初めての利用の場合、浴衣専門ということで気分的にも楽に利用ができますね。